オトナ語の謎

もともとはネット上の投稿型サイトだったらしいが、文庫本として新潮社から出てる。ブックオフで見つけてそれとなくはまったから買ってきたのがおとといあたり。とりあえず読破。

きんきんにとんとんにしたいのですがゴタゴタ続きでばたばたしておりましてカツカツだというのがいまいまの状態ですからコミコミとなると、正直厳しいんですよねぇ… (P.46)

学生にはイミフなオトナ語を、時にユーモラスに時に最短距離に時に遠まわしに解説してくれている本だ。この本の面白みは、トリビアの泉のそれとどことなく似たような部分がある、とも思われる。
オトナ語というのがやがて大人全体まで波及してきた(であろう)歴史を踏まえると、日本語の発展というのは考えようによっては「オトナ語」の発展と共にあったともいえる。それは10年前のオトナ語が現在の日本語を構成しているということになる。とすればオトナ語の勉強は未来の日本語の勉強になるわけだ、 カッコヨス(←2ch語