話題は再びソース

最近の話題はどこに行ってもライブドアライヴドア。テレビでオフィスで2chで学校で新聞でブログで… 挙げたら切りがない。
その中でブログを取り上げたい。どこのブログでも、季節の挨拶がごとく用いられている。はてなダイアリーの「「ライブドア」を含む日記」の項目を見ればそれがいかに顕著なものか見ることができるだろう。
大衆の人々がフリーな場で、マスメディアとは違う観点から意見を発することは良いことだ。だが、そのブロガーの情報源がもしテレビや新聞といったマスメディアだけ、あるいはそれが殆どを占めたとしたらどうだろうか。一見すると人々が個々の立場と観測のもと成り立っているように見える民主的な情報システムが、マスメディアによって間接的に操作されている、 やや左翼的な言い方だがそういう事態が起こりうるのではないだろうか。
ライブドア問題の報道を見ていてそう感じた。堀江社長が逮捕されたことや、証券取引法違反とも見れる買収関連の複雑な問題があったことは恐らく事実だ。だが、テレビではどうもその複雑な問題の説明を意識しすぎるあまり、ホリエモンは悪人扱いするような報道になってしまっているように見える。
マスメディアはどうしてもこのように世論操作に利用されがちゆえに公共性・中立性を保つため法律による強い規制がなされている。だがそれでも中立性を保ちきるのは難しいこともある。ブログという民主メディアを保つために、一応ブロガーたるものとしてソースは大手メディアに縛られないもの、できれば自分の目で見て耳で聞いたものを使いたいものだ。



#でも見た目だけーの一般人的素人的評価をする機関も必要って話もある