JASRACって何の略?

JApanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers 略し方が変な気がしないでもない。

nojiri曰く、"日本音楽著作権協会JASRAC)常務理事の泉川昇樹氏は、5月の報告会において「iPodだけでなくパソコンも含め、私的録音への対応を考えたい。パソコンはオーディオ専門機ではないが、音楽配信サービスの利用実態に着目して補償金の対象としたい」と語った(日経BPの記事より)。

何このメリケンか半島の人みたいな態度
で、これに対するコメント(適当に抜粋)

  • そもそも私的録音補償金という制度自体が不透明で不必要なものであるなどの意見に答えられるものでもなく,「とにかく金よこせ」を言い換えたものでしかないので,議論にもならんのだが。
  • で、それが続いているのは大手レコード会社などとの癒着とか文化庁からの天下りを多数受け入れている事による、今特殊法人絡みで問題になっているアレコレの弊害と全く同じ構造な訳で。
  • JASRACの主張は、新しい技術やサービスの開発を阻害する、きわめて有害なものです。
  • いったい何をもって「補償」の対象機器と判定するのでしょう?

etc...

当然のごとく猛反発。いや、至極まっとう、自分も猛反対。
なぜなら私的録音補償金は…  いや、付け焼刃の知識で書くのはやめとくか。上を見れば大体わかると思うし。
現代の特許申請競争みたいな話を聞いていても思うのだが、なぜこんなにもみなで共有しようという意志が失われ、主張する声の小さいものが淘汰されるような時代になったのだろう。企業や社会のシステムが複雑になっていったから仕方ないのだろうか。
もっとも、長い目で見れば特許とか著作権なんてのはちょっと進歩のスピードを遅くしているだけで、結果的にみなで共有されるようになるからよい、という見方もできる。短・中期的な見方だからこそ、知的財産権という怪しげな言葉が存在しうるのかも知らん。
でもJASRACはやっぱり調子乗りすぎ
拡大解釈がすきなのはお役所系の特徴だけどさ
著作権は21世紀の治安維持法なるや