λ算法がいまだに理解できないのですが

図書館でC++のtemplate使った荒業やSTLのみやすいリファレンスないかなーとか思ってパラパラと最初の数ページ見てこいつはヤバイと思った、『CからC++へ』森北出版 1993年
とりあえず本文の最初の数行が以下の通り

混沌と生命の闘い……
→と()の弁証法
出発:「混沌」
H「疑ーッ…と、この世を観察しよう!
この世の根源的なものはカオスである。得体の知れないモヤモヤである。その姿は混沌である。
混沌に見えながら、あらゆるものを生み出す力を秘めるが故にカオスである…

ついでにモノクロのカオスな画像付き。
おかしい、俺は確かに演算子オーバーライドの古風な使い方やgotoとclassの入り混じるカオスを見ようと思っていたはずなのに、 あれ、大体あってるか?
そして第0章は

正しい()の設定は、一国の政治にとっても極めて大事である。()の設定を誤ると、やがてカタストロフィーが訪れる。()は恐ろしいものである。
繰り返そう。この世は全く異様なものである。「オブジェクト指向」によるモデル化ですむようなものではない。しかし、()の異様さに気づき、その背後に潜む謎を引き出そうというのであれば、「オブジェクト指向」はそのための有効な手段の一つとなることは間違いない。

といった文句で終わる。
この後なぜかラムダ算法やcodとdomが何たらの紆余曲折を幾度と経る。
というか実はまだ半分しか読んでないけど。


序盤の大振りな言い草に抱腹絶倒しながら読んでたわけだが、どうもオブジェクト指向と実行効率の両立とかはどうでもよくてプログラミングの概念書とか思想書みたいなもののようだ。
カオス過ぎて自分にはわけがわからんが