今日の自転車日記

寒いから体をあっためるだの何だの考えて、というか特に何も考えずに出発してぐるっと回ってハナマサよって帰ってきて約40km。前日に120km走っているが全然筋肉痛にならないあたり、少しは体力がついてきたようだ。
帰り道、小雨が振る日比谷、青信号で横断歩道の先に路駐があるので、右側にいるタクシーの後ろに特に速い後続がいないのを確認してやや右に寄ったそのとき、左前方の路駐の手前から目に飛び込んできたのは手を上げるおばちゃん。刹那、右前方に走り抜けると思われたタクシーが客を拾うべくブレーキをかけながら左側へ寄せてくる。そのままでは前方の路駐とタクシーに進路を阻まれクラッシュの可能性もあるので、緊急全力ブレーキの体性を取るところまでは正しかったが、雨が振りかけていたことを忘れていた。雨降ってなきゃまだスリップするほどじゃないという制動で後輪がスリップ*1、何がヤバイかって曲がりかけていた体勢からの後輪スリップだから下手すりゃそのまま倒れる。そうでなくても摩擦係数の減少で制動距離が足りてない。幸い、タクシーが思ったより寄ってこなく、体勢の立て直しに成功して無事に通り抜けられたからいいものの、心臓バクバク。こんなことがあると、たとえ後続車の顰蹙を買おうとも片側二車線以上の道路では路駐の分を差し引いた一番左の車線の真ん中を走ろうとかいう発想をますます正当化しかねない。
まぁ冷静に言って雨降ってきたなら平均速度を5km/h落とせって話だが

*1:緊急時にブレーキを両方全力で引く場合、前だけ強くかかると前につんのめって余計に危険なので、同じ量だけ引くと後ろブレーキが強くかかるようにセッティングしてある。