被った

大学生活を描いた小説ということで、夏目漱石の『三四郎』をブックオフで見つけたので買ってきたが、実際に数十ページ読んでみたあたりで実は既に読んだことがあるということに気づいた。しかし内容を恐ろしいくらい覚えてないから、途中で読むのを諦めたのか、それとも当時の自分には別段興味深くない話だったのか。

そこでついには専攻科目にまるで縁故の無いものまでヘも折々は顔を出した。しかし大抵は二度か三度でやめてしまった。一ヶ月と続いたものは少しも無かった。それでも平均一周に約四十時間ほどになる。

多っ、40時間=26コマってどうやったら取れるんだ、そりゃエリートにもなるわ
しかしその2ページ後

その翌日から三四郎は四十時間の講義を殆ど半分に減らしてしまった。

少なっ、 週18コマくらいが新入生の目安だというに、13コマ程度だと。 俺の例だと必修だけで既に12コマあるというのに。