東京→大弛峠→富士スバルライン→東京

14日夕方〜16日夜 の変わった時間帯に突撃。
キャリアついてると輪行がめんどくさいと言って全自走。全行程400kmのうち240kmぐらいは東京と山梨の往復に費やされるというのは何か空しい気もする。

14日

[距離]115km
[区間]東京→笹子トンネル→塩山駅
[登坂]大垂水峠400m + 笹子トンネル700-200 = 900m


〜15:00 ゼミの用事が…
17:30 東京を出発。ひたすらR20で山梨へ。
24:30 塩山駅到着。駅前に適当に銀マットしいて寝る。


完全に計画通りに進んだが… 目を覆いたくなるプラン。
用事が重なったからって、なんだって暗い時間を突破せねばならんのだ。
LD20の47lmモード(4段階中2段階目)があれば普通に走れるが、暗くて先が見えないR20のぐだぐだ登りは気が滅入る。しかも眠い。北海道の直線道路以上の精神力の戦いである。


笹子トンネルは「むしろ深夜の方が安全」らしい。自分が通ったのは23時とかで車が殆どいなかったが、片側一車線で路肩に余裕がないため交通量が多いと自転車で通るのは相当危険かなと。もっとも、時間と余裕があれば旧道の笹子峠に行くところだが。

15日

[距離]104km
[区間]塩山駅→大弛峠(2360m)→新御坂トンネル→河口湖
[登坂]大弛峠1950 + 新御坂トンネル700m = 2650m
5:30 起床
8:00 集合、大弛峠へ。
14:30 峠をピストンして下山完了。河口湖へ向かう。
18:00 河口湖そばの富士健康センターに宿泊。


この大弛峠にサークルで個人的に集まって行くのが今回の目的。で、集合が塩山駅に7:30とかいう設定(新宿で始発に乗っても間に合わない) だったので、朝起きるのが下手なことも勘案して先に駅に自走で到着して寝てしまえ、と。しかし8人中6人は輪行してきたという予想はずれの展開。みんな泊まると思ったんだけどなぁ。


さて、大弛峠は舗装路で日本で2番目に高い峠として有名。ただし反対側がダートなのでMTBでもないと通り抜けはできない。8〜10%の急坂が最初に来て、後ろのほうに2%くらいのほぼ平地な道があることからツンデレ峠とも。
峠の厳しいのもさることながら、さすが2300mで、曇ってたのもあいまってで非常に寒い。冬用のグローブもって来るのを忘れたのを後悔。
みんなよく走るなぁ (シュラフや銀マットを積載しながら)


もともとは甲府に下りて一泊する予定だったが、翌日に富士スバルラインに行くことを計画してたら河口湖の近くに健康ランドを見つけたので、計画変更。このときはまだ、「トンネルあるしそんなに登りがないよねっ!」と鷹をくくっていたのである。
実際に行ってみたら、5%の登りがだらだらと続き、トンネルの入り口自体が標高1000m。笹子峠の旧道も1050mしかないんですが…
ともかく大弛峠の後だったせいで、かなり辛かった。


河口湖の北西部、R137沿いにある富士健康センターは1780円で宿泊可能。
しかもオフシーズンの平日という時期が時期だけに殆ど客がいない。仮眠室に8時ごろにはまだ誰もいないとか。


16日

[距離]184km
[区間]河口湖→富士スバルライン(2305m)→山中湖→道志みち→東京
[登坂]スバルライン1450 + 山伏峠250m = 1700m


富士スバルラインへ。10月にまたTTで来るのでその下見。ただし銀マットとシュラフ抱えて。スバルラインは基本5%程度が続く道。4合目付近にやや路面が荒れてる場所があるが、おおむね快適。水の消費量は300ml程度というデータが取れた。
富士五合目はやはり寒い、が、晴れてたこともあって少しマシ。でもやっぱり寒い。ラーメンを食べて寒いのを我慢して下る。直線が多いので、下りも速度が乗る。制限速度の50km/hはあくまで目安、安全速度。


タイムだが、料金所→五合目で計測したのが112分だが、料金所で休憩・記念撮影その他を入れてるのでゲート→五合目の参考タイムは144分(休憩含む)。一昨年の記録によると2時間切れればいい感じってとこなので、軽量化で1割くらい早くなる(爆) ことを見越すといいペース。もっとも、ゲート→料金所が勾配の最もでかい区間だが。


もう1泊ぐらいしてもよかったが、疲れてたので一直線に家に帰ることに。道志みちを選択。
道の駅どうし で休憩もとい観光してて気づいたが、道志村といえば横浜市の水道水の水源の地ということで横浜市と友好関係にある村。いくつかある横浜市民の聖地の一つじゃないですか。旧横浜市民としてこれは感涙せざるを得ない。
ともかく、豊かな水源の地ということが村のアピールポイントの一つらしく、道の駅で湧水の補給も可能。クレソンが特産品らしい。 …クレソンって何?


給水できる道の駅はありがたいポイントではあるが…
唯一の通り道であるR413は結構厳しい勾配でアップダウンが続く。
川沿いに進んでるはずなのに崖が急すぎてかなり強引な通し方をしてると見える場所がちらほら。直近のGSは東へ15kmほど行かねば出てこない。「超急カーブ注意!」と書かれた路面の先には突如いろは坂もびっくりの急勾配180度カーブが。


つまるところ、あもりにもひきょう過ぎるでしょう?



またしても夜ランとなってしまった帰り道。調子こいた結果、リアルで日の沈んだ津久井湖で酒まんじゅうを食べる事になる。
多摩川サイクリングロードをそういう暗い時間帯に通ったが、結構自転車も人も通っている。
夜中にそんなとこ歩くやつはちゃんと再帰反射素材を見につけてくれ… 全く見えん…
それから強烈なライトをつけたローディもちらほら。こっちのLD20のMidモードがかわいく見えるほど。明るいライトが縦に3つ連なってくるから何事かと思えば、ハブ軸・ハンドル・ヘッドライトの三箇所にライトがついてた。なんという三連星。
しかしライトを下向きじゃなくて正面向けてつけてるママチャリは自重しとけ。まぶしくて逆に何も見えん。


かくして22:30頃に帰宅。
3日で合計400kmの5000mアップ。疲れた。

mixiの日記コピペ。