秩父・八丁峠サイクリング

そろそろ紅葉の季節じゃね?と紅葉情報サイト見て、昨日は秩父サイクリングに。群馬・栃木でも良かったが、遠くて行くのがめんどくさかったんだよね。
しかしいろいろと悲しい目にあった。


ルートは以下のURL
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=6fc405217527d565a62328759d3528fc
まず朝からして4時半に起きるつもりが、気づくころには7時半。この時点で悲しい。
とりあえず輪行して西武池袋線に乗る。ミスって輪行袋に入れた自転車を車内でガシャーンと倒してしまう。悲しい。


西武秩父線秩父と飯能の間にある峠をトンネルでパスしてくれるが、ウォーミングアップに走るか、ということで、峠の下の正丸駅で下車。

林道を刈場坂峠の方へ。

さび付いた「徐行」の標識がいたるところにあってわびしさを演出。

刈場坂峠からの眺めは悲しいことに霧に阻まれる。意図的にこう撮影したわけでも画像加工したわけでもなくこれ。


下ってたら突如ダートが現れた。悲しい。

地図に載ってないけどまぁいいや、行っちゃえー と数十m進んだところに工事用車両と、「痛んだ舗装を直しています」の看板が。


秩父をR299沿いに西、小鹿野町にある安田屋というわらじとんかつの店が有名らしいので、13時ごろにそこについたのをいいことに行ってみようとマップルを頼りにぐるぐる回って店を見つける。店頭の張り紙曰く 「本日は売り切れました。夜の部は5時から」。 結局コンビニであんぱんやおにぎり買って昼ごはんに。カツどんを昼ごはんにしようとこっそり考えてたのにこれは悲しい。


R299を西へ行く。

紅葉シーズンには少し遠かったようだ。やっぱめんどくさがらずに群馬でも行くか、あるいはさらに標高の高いところを目指すべきだったか。

志賀坂峠のトンネルで南へ折れて金山志賀坂林道に入るが、その入り口に現れる工事中通行止めの看板。今回の目的である中津峡にいけないんじゃなくてすごい悲しいことになるのかと一瞬焦ったが、土日は休工で通れた。危ない危ない。
工事による通行止めは画像の通り、2009年11月4日まで。工事もあらかた終わってるだろうから、舗装も少しは安定しているだろうと歩を進めるが…

全然安定してない悲しさ。この画像はまだマシなほう。一瞬ほとんどダートのような道すら現れる。そこそこ勾配もあるし、この道を南から北へ下るのは非常にオススメできない。ガードレールがあるのは救いだが、相変わらずの路肩注意。

八丁峠には駐車場があり、見晴らしがいい、はずだが、やはり霧。悲しい目にあった自動車の観光客がちらほら。

むしろ、八丁トンネルがなかなかかっこいいトンネル。写真に写し損ねたが、トンネルの上の山がいい感じ。


トンネルを抜けた南側、中津峡側に出たら急に霧が晴れた。
舗装的には南のほうがやや安定してるが、やはり荒れ気味。休日ゆえ、マップルの「ダンプ多い」に反してダンプは見かけなかったが、対向車+舗装陥没には一度殺されかけた。対向車見てブレーキ踏んだら舗装の悪いところとか危険極まりない。


廃墟マニアにはたまらない無常な光景で、事実その業界では有名な地らしい。やや、自分はコアな廃墟マニアじゃないですよ。
下の画像の工場は日窒鉱山の鉱山集落。なお、この工場は普通に現役。林道に轟音を撒き散らしながら今日も操業中。
詳しく見ていきたいところだが、この時点で4時半、あまり長居もできないので下る。


中津峡も少しばかり紅葉には早い。残念すぎる。
ただ、絶景ポイントとしては日窒鉱山側への登りをいくらか行ったところにあるこの渓谷がいい。

「崩落注意!」
ほう、そうですか…
ここらへんのまさしく渓谷って感じの風景は最高! 路面が少し悪いが、ここらへんから県道210号に入ってくるので、改善されていく。


しかし… 日膣鉱山から南に進んで最初のトンネルだけは要注意。
そこそこ長いトンネルにも関わらず、内部にある照明が頼りない電球(?)一つのみ。しかもトンネル入り口には悪路注意の看板。
四輪ならいざ知れず、自転車で通るときには昼しか走る予定がなくとも、強力なライトを持っていくべき。
風情としてはいいトンネルなんだが、ガタガタの舗装がまともに見えない (強力なライトはあったけど横着してつけなかった) 恐怖の方が強かった。
悪路はそれまでの林道14kmで十分味わったとはいえ、最後までこんな仕打ちをしてくれるとは流石だ。


かくして滝沢ダムまで下ったところでもう5時。暗くなってきたので強力なライトであるLD-20を点灯して走る。 が、十分も走ったところで電池が切れる。デジカメの電池を移植して済む話だったが、悲しい。


秩父R140は南の旧道でも名所が多いらしいが、北の新道にもループ橋という名所つき。川の上、V字谷をめいいっぱい使った迫力あるループ橋。

しかし暗い。


本当は三峰山をピストンしたり秩父往還を行ったりする計画があったのだが、こう暗くては景色も見えないし、断念せざるを得ない。全ては朝起きるのが遅れたのが原因か。


しかも秩父への帰り道でパンク。ダートを強引に突破したりしてるだけに、「ダートが原因のパンクなら致し方ないが、これがイージーパッチが原因のパンクだったら悲しすぎるよなー」 とか思いながらパンク修理。



原因がイージーパッチだった。悲しすぎる。


パンクした直後はパンクしやすいの法則にのっとり、R299・r53を東京に向かって走るのもありだったが、とっとと西武秩父駅輪行して帰宅。
朝8時半に出て帰宅は11時で行動時間は14.5時間にも関わらず、うち6時間以上は輪行のために費やされ、走行距離110kmちょっとで獲得標高1,200m。


まとめ

  • やっぱ輪行輪行でめんどくさい
  • イージーパッチが駄目な子すぎて泣けた
  • デジカメの手ぶれ防止が超優秀
  • 夏用のメッシュの入った靴でこの季節は無理
  • 今回行き損ねたR140旧道には珍しい国道トンネル内分岐が存在するらしい。今度再び行ってみたい。