新山峠に行こうと思った

免許合宿の寮から、レンタサイクルを駆り借り、新山峠へ。
と考えてたので、実際に午後が暇になったのでレンタサイクルを借りに行ったら、借りれる時間が2時間までとのこと。ちょっと短くね?と思いながらもまぁとりあえず借りて行ってみる。行き先は伊那自動車学校から測って、峠の入り口が7km、峠まで12km、標高1290m、獲得標高620m*1の新山峠。
三段内装変則のママチャリでシャカシャカ回して峠へ向かう。サドルを最大限あげてもなお非常に低い。低すぎる。なぜあえて力をいれづらく疲れる低いサドルが世の大衆車として迎合されるのか甚だ疑問である。
しばらく国道より走りやすい農道を走って三峰川橋を南へ渡り、r210で集落の間を上っていく。自分の走った限りでは峠道というよりかは、集落の間の道という感じである。
で、割と勾配がきつい。
いや、きつくなくともきつく感じる。
実際平均10%弱のきつめな坂ではあるが。
ママチャリの軽いギアはとことん軽いのはいいのだが、いつもならこのギア比とこの勾配ならシッティングで余裕、と思うところでサドルに座ってると、サドル低すぎで登坂できなくなって坂下まで転がり落ちてしまうので、ダンシングしなきゃいけないわけだが、それにしてもハンドルが近かったり、踏み込むとフレームがぐねぐねしたりする。まぁペース落としながらのダンシングでなら一応踏み続けられるけど疲れる。
登ってくるにつれて残雪も増えてくる。

気温がそれなりにあるので、雪は解けてきていて、ここはまだアイスバーンは出てこないが…

ここであきらめた。
どちらかが県道の延長の峠道なはずなんだけど、路面の雪が解けてる左の急勾配はまさしく急勾配でママチャリは押さないと無理っぽい。しかも左側は上に見える家で道が終わってそう。右側は雪残りすぎ。少し踏んでみたが、わだちの部分がつるつる凍結している。少し押せばすぐ普通の道に戻らないとも限らんが… このあいだの一本杉峠の北側とは気温が違って事情が違う。
あと、もうひとつのファクターが時間。この時点で1時間。レンタサイクルの時間の2時間以内に戻るならそろそろ戻りたい。帰り道は下りとはいえ、初めての土地で迷わんとも限らない。
そういうわけで下る。

この写真は引き返した場所で振り返って撮影したもの。またカクーンと折れる送電線の写真か、、、 つくば道を思い起こさせるがそこまでではないな。


実際に下ってみたら30分で帰ることができた。なーんだ。


次回アタックするときはレンタサイクルの人に交渉して3時間くらい貸し出してもらって、押してでも峠到達を目指したいな… 天気・気温・教習日程の組み合わせがうまくかみ合うだろうか。ここのところの天気予報が改善してきてて、しばらく雪降らなさそうというのは救いだが、今朝もさっそくまた雪が積もってたし。

*1:え、この自動車学校って標高670mもあったの?