東京大学の理一と理二の違い

twitterにかなり前に書いたのを転載・保存。あくまで、2010年度に行われた進振りのデータを元にしているので、進振りの人数変更や学科の統廃合、人気学科の変化などで事情は変わることに注意。

進振り

理一

工学部全般で有利。
たとえば、機械Bはほぼ理一独占。工学部化学系は理二枠が狭い割に理二からも人気があるため、理二より点数で有利。 etc..

理二

医学部に理二枠が10だけあるため、非常に点数が高いが、わずかに理二有利。
薬学部も点数高いがいくらか理二有利 *1
農学部獣医学課程獣医学は第二段階が理二からのみ。


理学部・教養学部は理系枠なため、理一と理二の区別がない。農学部も全科類枠や理系枠を設ける学科が多く、差はないと言っていい。

授業

数学にせよ自然科学にせよ大した差はない。所詮は教養学部である。

  • 理一は数学好きな人向けの数学IAの選択がある。物理実験と化学実験が1学期ずつ。生命科学は1コマ。
  • 理二は物理実験と化学実験が0.5学期ずつに減り、生命科学実験が1学期加わる。生命科学が2コマに増える。

個人的には、生命科学生命科学実験はかなり楽。

その他

理二は女子率がいくらか高い。

*1:理一枠もあるため、薬学部で理一有利になった年もある