自転車整備日記

通学に使ってるドロハンクロスのBBからキュルキュル音がするので、試しに外して分解してみたら、グリスが抜けきってベアリング球が錆び付いて全然回らなくなっていたのに気づいたのが10/27、なんだかんだで一ヶ月はその場しのぎでやり通してたが、今週になってチェーンのねじれまで発生したので、通販でパーツを揃えて土曜日丸一日使ってパーツ交換しまくっていた。
走行距離メモ:
GT Legato ドロハンクロス : 32,200km
Focus Cayo ロード : 8,771km

FSAクランク + Shimano BB 編

  • FSA Gossamerクランクを使いたいが、FSAの専用BBは\5,000と高い (Shimanoなら900円くらいからある)
  • GossamerもShimanoも24mmクランク軸なのだが、Gossamerはクランク軸がBBと接するところだけわずかに24.0mmより太くなっているので、ShimanoのBBに直接突っ込むと入らない。
  • つい最近発売された Dura-Ace 9000 のBBは劇的に軽くなってるらしいから、それをロードにつけて、ロードのBBをこっちに持ってくればいいじゃん!

GossamerクランクのBB軸 と Shimano BBの内側をそれぞれ紙やすりで削ることにしてゴリゴリと紙やすりで削り続けたが、削っても削ってもなかなか段差がなくなるところまで削れない。やはりグラインダーか、せめてリューターぐらい用意したいところだったか。
24.0mmまでクランク軸を削ったとしても、クランク軸にBB単体を手で差し込んでスルッとはまることはないので、一体どこまで削ればいいのか基準がわからない。しょうがないので、ある程度削ったところでBBをフレームに取り付け、クランクを差し込んでみるしかない。差し込んでみるといっても、ShimanoのBBにShimanoのクランクを差し込む時でもゴムハンマーで叩くのが普通なので、ゴムハンマーで叩いて差し込んでみるという荒療治。
最後まで差し込むのが無理っぽい雰囲気もあったが、強引にゴムハンマーで叩きまくったら差し込めたので、これにて一件落着、、、、か?

チェーンステーガード

チェーンステーに貼ってあるあのシール。最近ついにシールがやぶれてアルミがガリガリ削れてるのが目に見えてきたので、シールを張り替えることにした
が、
しかし、
古いシールが剥がれない。
爪でガリガリやって数ミリずつ剥がし、残った海苔をディグリーザーで落としながらゆっくり剥がしていくしかない。古いシールを剥がし切るのに1時間半もかかってしまった。

チェーン・RD

ロードで5700km使った後にドロハンクロスに移植して5700kmくらい使って、何気に11,000kmほど使ってたチェーンなので、ねじれてチェーン落ちしやすくなったのを考えずともそろそろ寿命として順当な距離ではある。
RDに至っては、完成車購入時点から延々と使い続けてるので、33,000km使ってる計算になる。プーリーは途中で交換してるし、シールが剥がれてきたとはいえ機能的にはまだ使える RD-3300GSなのだが、「シフトワイヤーの固定に六角レンチではなくスパナが必要」 という仕様が気に食わないので、こちらも交換してしまうことにした。出先でRDのワイヤーをいじれないと、トラブル時にシングルスピード化するなどの非常手段が減って精神衛生上よくない。

かくして完成! (写真じゃ何もわからないが)
回転の渋かったBBがヌルヌル回るようになり、試しに乗ってみるとクランク回す時の抵抗がはっきりと改善していて感動的。


で、さっき気づいたが、チェーンの表裏間違えてる。ヽ(・ω・)/ズコー
ディレイラーハンガーもねじれてる気がするから、それもまた後日……

Cayoに新パーツ導入編

CayoについてたRD-5700GSをクロスに回して、こちらはRD-6700SSに。フロントダブルなんだからショートゲージにしてみたかった。実測重量191g。テンションプーリーのみベアリングが入っている。

SM-BB9000。新Dura-Aceですよ! 小さいBBですよ! 噂に聞いてはいたが、実測重量64g (下の写真からグリス拭きとったら2g減った)。7900系列ではBB重量89〜95g程度だったので、25〜30gほど軽くなっている。7900と9000との間で、クランク+BBの重量が52g軽量化されてるのだが、その軽量化分の半分以上はBBで稼いでいる計算になるわけだ。

SM-BB9000は回転が渋いという報告もあり、確かに手で回してみると重たいが、Shimano製品のベアリングは購入時はグリスが大量に詰まっていて回転渋いのがデフォだから、何千kmか運用してみてどうなるかというところだろう。
むしろ、旧クランクや旧フレームと組み合わせた時にサイズが合わないというデザイン上の問題のほうが気になるかも知れない。


あと、CN-7901も買ってあるが、クランク軸削ったりシール剥がしたりで疲れ果てたので今日はここまで。

追記(2013/10/26)

結構沢山削る必要あった(〜数十μm?)ので、軸を削るよりBB内径を削る方が効率的で真円精度も良さそうだ。間違ってぶっ壊しても千円で買えるし。
クランプでBBをどこかに固定(BBをフレームに取り付けるだけでも可)して、BBの内側を回転させた状態でヤスリか切削バイトを押し当てる。BBの内側だけ回転させるために何かを押し当てて置く必要があるが、側面が滑りにくいようにしたビットを電動ドリルにつける、あるいはミニ四駆を使う、とかで何とかならないだろうか。