自転車専用レーンは必要か

東京市街地でも自転車専用レーン整備の動きが各地にあるが、どこの例を見ても路駐が多いこととレーンの幅が狭いのが問題。
路駐を全く許さないように徹底的な取り締まりを行うか、路駐レーンのさらに内側に自転車専用レーンを設けるか*1、のどちらかにしない限り「現実的に自転車レーンを使わない方が安全」という矛盾を解決し得ない。路駐がなくても幅が狭すぎることも多く、交差点での横からの飛び出し・後続車両による強引な幅寄せを考えると30km/h走行では道の左端から1m弱の余裕を持たせるのが安全。幅50cmの専用レーンなど危険走行を助長するだけである。

*1:自転車専用レーンより内側に路駐スペースを設けている道路もあるが、路駐車両のドアが開く危険性を考えるといまいち利用したくない