(2014年式)TeX Live + LyX で日本語文書を書こう
日本語TeXの冬の時代は終わった。グローバルスタンダードのTeX Liveの日本語対応により、今はこんなに簡単に。
TeX Live 2013 をインストール
LyX 2.1.0 をインストール
LyXを起動し、適当に日本語文書を打つ
文書 > 設定 > 言語 > 言語 から「日本語」を選択
文書 > 設定 > 言語 > 言語パッケージ から「なし」を設定
( 文書 > 設定 > 文書クラス > 文書クラス から「日本語Report(jreport)」「日本語Article(jarticle)」などを選択)
( 文書 > 設定 > 出力 > 規定出力形式 から「PDF(dvipdfm)」を選択)
Ctrl+R でコンパイル&出力。PDF化!
数年前の状況からすれば、TeX Live・LyXともに日本語の取り扱いははるかに改善した。とはいえ、相変わらずエンコード方式を「既定」から別のに変えるとエラーが出たり、言語パッケージにbabel使う設定のままだとエラーが出たり、としょうもない苦労が絶えない。
ちなみに、日本語ヘルプファイルをコンパイルしようとするとエラーが出るのは、「ローカルのレイアウト」でルビ(Flex:Ruby)を用いてるのが原因のようだ。