(2014年式)TeX Live + LyX で日本語文書を書こう

日本語TeXの冬の時代は終わった。グローバルスタンダードのTeX Liveの日本語対応により、今はこんなに簡単に。


  1. TeX Live 2013 をインストール

  2. LyX 2.1.0 をインストール

  3. LyXを起動し、適当に日本語文書を打つ

  4. 文書 > 設定 > 言語 > 言語 から「日本語」を選択

  5. 文書 > 設定 > 言語 > 言語パッケージ から「なし」を設定

  6. ( 文書 > 設定 > 文書クラス > 文書クラス から「日本語Report(jreport)」「日本語Article(jarticle)」などを選択)

  7. ( 文書 > 設定 > 出力 > 規定出力形式 から「PDF(dvipdfm)」を選択)

  8. Ctrl+R でコンパイル&出力。PDF化!
  9. 数年前の状況からすれば、TeX Live・LyXともに日本語の取り扱いははるかに改善した。とはいえ、相変わらずエンコード方式を「既定」から別のに変えるとエラーが出たり、言語パッケージにbabel使う設定のままだとエラーが出たり、としょうもない苦労が絶えない。 ちなみに、日本語ヘルプファイルをコンパイルしようとするとエラーが出るのは、「ローカルのレイアウト」でルビ(Flex:Ruby)を用いてるのが原因のようだ。