特授、第二回

教師は引き続き中村氏。まずプラズマの解説をやらないと理解できないのも当然だと思うんだ。

宇宙空間にも分子が5〜10個/ccくらいの割合で存在する。
1 AU - 1天文単位 = 太陽と地球の間の距離
太陽から出るエネルギーの殆どは光による
もので、太陽風によるものは光の1/10^6程度しかない。
太陽風の速度は400km/s程度、
└音速は40km/sほどなので、衝撃波も発生する
彗星 - 尾は、彗星のちりが太陽の光の圧力で吹き飛ばされたもの。
 └よく見るとH+とかが太陽風で飛ばされたもわっとしたものも観測できる
Alfven speed - アルフベン速度
 - 物質中で磁力線の振動が伝わる速度、磁気音波

ガスとは本来分子同士がぶつかりあう状況を前提として言う
のだが、太陽風の中では密度が低すぎて分子同士が
衝突するより早く地球に到達してしまう。そのため、
本来ガスとは呼べないのだが、電離してたり磁力線が
あったりするため、あれこれあってガスと同じような振る舞いをする。

太陽風はコロナができるときに放出され、磁力線の方向はそのコロナの方向に依存
地磁気が磁気圏を作ってるが、太陽風に吹かれて彗星っぽい形になる。
磁力線の再結合(Magnetic reconnection)、チャップマン、磁力線の様子のモデル
磁力線はプラズマに刺した串のようなもの

◇オーロラが見れるのは太陽風が吹いててかつそれが南方向を向いてたときだけ!

地球の場合30時間に一回くらいで磁力線も回転してる。すげー特別

話が進むスピードもさながることながらその話がなかなか収束しないのもメモがわかりにくい原因。