今日の数学検討会

何それ6問しかないなら全部写してもたいした労力じゃないよね! 理系問題
一般的に使える積分記号がhtmlにないので、定積分(1..0) ってのは積分区間が0から1と適当に読み替えて。積分記号で1が上に来るように。

第1問
次の3条件 (ア), (イ), (ウ) を満たす関数f(x)を考える。
 (ア) 関数f(x)は区間 0 ≦ x ≦ 1 において連続である
 (イ) 定積分(1..0){ f(x) }dx = 1
 (ウ) 定積分(1..0){ x f(x) }dx = 1
(1) 定積分(1..0){ { f(x) - (ax + b) }2 }dx の値を最小にする実数a,bの値を求めよ
(2) 3条件 (ア), (イ), (ウ) を満たす関数f(x)のうちで、定積分(1..0){ f(x) }2 dx の値を最小にするものと、そのときの最小値を求めよ

最後に解いた、というか途中まで平方完成という手法を忘れていた 6x-2 ?
(2)の証明思いつかないけど、f(x)がax+bであるならば、実際問題最小です。仕様ですから。 みたいな議論を(1)から出てくる式を使ってしてみた。 いきなり f(x) = 6x - 2 最小値は 4 とだけ書いてそれから証明開始、なんとなれば。

第2問
平面状に中心間の距離が3であるような半径1の2円、C1, C2 がある。C1の周上にある2点 P1, P2 が P1P2 = 2 を満たしながら動き、C2 の周上または内部にある2点 Q1, Q2 が Q1 Q2 = 2d を満たしながら動く。ただし、dは 0 < d < 1 を満たす実数である。
(1) 線分 Q1, Q2の中点を M とするとき
   P1Q12 + P1Q22 = 2 ( P1M2 + d2 )
  が成り立つことを示せ。
(2) L = P1Q12 + P1Q22 + P2Q12 + P2Q22 の最大値を d を用いて表せ

うがああああ Qって円の内部でもいいのか、結論変わらんけど減点ポイント… 4でくくれて√(1-d2)の混じった式が。
ちなみに当初係数間違えてdが消えた

第3問
nを4以上の整数とする。点Oを中心とする円周Cをn等分するn個の点の中から相異なるなる4個の点を無作為に選ぶとき、その4点が台形の頂点となる確率を求めよ。
ただし、台形とは少なくとも1組の向かい合う2辺が平行な四角形のことである。

解けない。難しい。めんどい。nを4で割ってあまりが1or3, 2, 0 で分類するの頭いいかも
少し考えて解けないと踏んで次に。天才のひらめきが必須カード。

第4問
nを正の整数とする。
(1) 正の整数 k に対して不等式 k < √(k(k+1)) < k+1 が成り立つことを示し、極限値 lim(n→∞){ (1/(n2) Σ(k=1→n){ √(k(k+1)) } } を求めよ。
(2) 極限値 lim(n→∞){ (1/(n2) Σ(k=1→n){ 四乗根( k(k+1)(k+2)(k+3) ) } } を求めよ。

サービス問題。センターで出たら(2)は光の速さで解答記入。

第5問
1辺の長さが1の正六角形 ABCDEF を H とする。
(1) Oを原点とする xy 平面において、Hは x≧0, y≧0 を満たす部分に含まれ、頂点Aはx軸上の x>0 の部分に、F は y軸上の y>0 の部分にあるとする。このとき、θ=∠OAFとして、C, D の座標をθを用いて表せ。
(2) Hを含む最小の正方形の1辺の長さを求めよ。

三角関数の合成で六角形の一番右のx座標と一番上のy座標がそれぞれsin(θ+t) の形で求まって、これらのうち大きいほうがもっとも小さいのを求めると値はわかるんだが証明が思いつかなかった、ので誤魔化す。

第6問
(1) kを整数とする。xについての2次方程式 x2 - kx + 1 = 0 が正の有理数解を持つならば、その解は1であることを示せ。
(2) a を 1 と異なる正の実数とする。
  数列 { an } (n=1,2,3…) を
    a1 = a
    an+1 = (1/2) ( an + (1 / an) ) (n=1,2,3…)
  によって定めるとき、anが正の整数であるような n は高々1個であることを示せ。

(1) は2解が k, (1/k) の組み合わせにしかならないとかしておいて簡単。
(2)は非常に証明が長ったらしい

  • 下の式に両辺 2an をかけて両辺整理すると(1)の方程式と同じ形が出てくる。 → anが整数なら an-1は1か無理数、 対偶から、 an無理数でも1でもないなら an+1は整数ではない
  • 下の式は加減乗除だけなので、 an有理数なら an+1有理数、 対偶から、an有理数でないなら an-1有理数でない。
  • 下の式に1を入れると1が出てくる。 → a1は1でないのでanは1でない。

この3つから

  • anを整数と仮定しよう、nがこれより小さいとそれは無理数だ、nがこれより大きいとそれは有理数だが整数でないものが出てくる。 (超意訳)


問題写して何の価値があるんだ俺

追記

解答すぐ配られるの忘れてた。
第6問はそんな七面倒な議論をする必要はなく、もし二箇所整数があったら小さい方から順に大きいほうへ近づくと有理数が続いて大きい方の一個手前も有理数なんだけど、大きいほうのが整数になるためにはそれの一個前が有理数であるならば1でなければならない、ってなって、当然1が来ちゃ駄目なので、配列の中に整数があったとしても高々一個です、おしまい。 ってやるらしい。まぁ大体やってることは近い。