実に充実したクリスマスイブだった

近年まれに見る、非常に充実したクリスマスイブだったぜ。
少々恐れて(期待して)いたが、ホワイトクリスマスにならなくてほんと良かった。


http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=f2dcb4996f6c5adcd8c2397b1c8abbcc
風張林道→鶴峠→和田峠、大体、Dst100kmの2000mアップ。都心部は昨日走り回って飽きたので行きも帰りもゆと輪行。風張林道はこんな楽しい道なのにMLに誘いメール流しといて誰も来なかったとかもったいないなぁ(棒

武蔵五日市駅

数学のレポートを駒場に提出するためにアドミン棟の開館9時ジャストに駒場に行ってそこから新宿で輪行しようと企んでいたが、いざというときのために封筒と切手と教師の住所を用意したり、風張林道の分岐をもう一度チェックしたり、ヘルメット忘れたり、ボトルが無くなったりしてたら結局家を出た時点で9時を余裕でオーバーし、駒場には10時に着くという体たらく。


何はともあれ、新宿で輪行して中央線快速に乗り込む。
ふとアナウンス画面を見ると
「運転見合わせ 青梅線 立川-拝島」
そこかよ\(^o^)/


幸い、立川駅に着くころには運転再開。乗り換えで少々待たされて、青梅線らしくない混雑した車内を輪行することになったが、無事武蔵五日市駅に到着。この時点で時刻は既に12時ジャスト。時間の関係か、内陸部は温まりやすい所為か、都心より暖かく感じる。
武蔵五日市駅に10時集合」とか無理すぎた。

風張林道

武蔵五日市駅のコンビニでチョコチップスナックパン(9本いり)とおにぎり一個を補給。家から持ってきたゼリードリンク2個とあわせて約1300kcal。
今回は分岐点や注意ポイントを写真撮ってきたので、コースガイドがてら。

風張峠と風張林道の分岐点とも言える交差点。すぐそばに「たちばなや」というラーメン屋がある。なぜか忘れることのない交差点。
ここを右に曲がるからには抜ける先は風張林道か鋸山林道か。いずれにせよ修羅の道である。

ここを右折で鋸山林道。「神戸岩」が目印。風張林道にはこのまま何kmか道なり直進。
ここら辺は渓流沿いのゆるいアップダウンの快走路。
だが、、、 歩道が白い。後半が心配だ。

藤倉交差点。十字路になっているここを直進する道で左側へと進む。この交差点には地図があるので、そこを見れば大体わかる。ついでにここは自販機ラストチャンス。
この直後に、この画像で交差点の真上あたりを通ってる道との分岐があるが、そこは直進して交差点の真上の道じゃないほうに行く。

きのこセンターの看板に従って左へ。
ここら辺の道は南の山々に日光をさえぎられるところでは湿っていて、うまく日の当たるところでは乾いている。ウェットな路面は念のため速度を落として走ったが、テカテカのアイスバーンはなく、わずかに一箇所雪が固められたようなのがあっただけであった。

激坂開始の合図、バス回転場。ここの少し手前から勾配がワンレベルアップする。
ここにもきのこセンターへの看板があり、右側へターンして登っていく道が風張林道。

登っていくときのこセンターがあり、このきのこセンターの直前が一つの勾配のピーク、らしい。実際きつい。
急斜面ということもあり、ところどころで開ける景色が綺麗。また、路面は下手な青梅街道よりよっぽどか安定している。しかもバス開店乗から上は殆ど乾いていて走行に全く支障がない。山の陰にならないためだろうか。

集落を抜ける途中、この分岐点を右に行くのが風張林道。間違って左に行ってもすぐに行き止まり。

さきほどの分岐点の直後にこの看板で道があってることを確認。
ここから上は稜線上を進む道となる。木々があるため常に景色が開けるわけではないが、道は乾いてるし時折見える景色もよい。舗装自体は最近できただけあって安定してるが、林道らしく石が転がってるところがある。登りなら問題はないレベル。
あとガードレールもない。

稜線上のS字を抜けたところ。突如現れる工事中標識。
しかしどこも工事してないし、どこも通行に支障があるところはない。通行止めとかいいつつ半分しかガードしてない。
ここで写真撮ってたら向こうから八王子ナンバーの普通車がやってきた。何をやってたんだろう。

この黒いゲートが見えるとそこが峠、風張峠の駐車場との合流地点。
心が折れそうな直線急勾配をいくつか越えるわけだが、思いのほか辛くない。いや、サイコン読み平均速度がバス回転場からで 6.8km/h とかなってる時点でかなりの急勾配は否定できないわけだが。

ゲートは右端の狭いところも通れるが、脇にもっとわかりやすく歩行者・自転車専用みたいな抜け道がある。

念のため速度は落とすが、風張峠北側の下りもドライな路面で快調。
ただし水の湧き出るところは凍り付いている。寒さがヤバイ。マフラーを持ってったのは好判断だったが、手と足の冷えが厳しい。
途中の月夜見第一駐車場でパトカーが来てた。この間の奥多摩周遊道路の二輪車片側規制の関連だろう。しかし平日なので全くといっていいほどバイクを見かけない。
駐車場近くの気温表示は3℃。

鶴峠

そのまま東へ奥多摩駅に行ってあっさり帰ってもよかったが、3時ごろに奥多摩湖に出るという予定通りのプランなので、鶴峠へ。
…何この道、厳しくね?
10%ぐらいにカクーンとなった道がそのまま延々と続く。
思った以上に風張林道で足をやられたせいだとは思うが、さきほどの風張林道と精神的には同じくらい辛かった。

峠はバス停が教えてくれる。なんか気温下がってね?

鶴峠の少し南側の夕焼けの富士山。美しい…
鶴峠は北側はパコーンと同じ勾配で延々と登るのだが、南側はアップダウンだらけ。しかも時折あらわれるリアルなカカシに驚かされる。本物の人間と見間違えかねない。

和田峠

当初の計画では和田峠も通る予定。
鶴峠方面と甲武トンネル方面の交差点でr522に乗っかって丘越えルートでr521とr522の分岐点にたどり着いた時には17:10。冬至のすぐ近くだけあってとっくに日は沈んでいたが、和田峠の路面は雨降ってないおかげで非常にドライで走りやすいとのことなので登ることに。
上弦の月の月明かりが非常に明るい。ライトがなくても、、とは言わないが、大体の道はライトがなくても見える。後ろを振り返ってもちゃんと何かがあることはわかる。登りは速度も遅いため、キャットアイのHL-EL130という認識灯レベルの暗いライトでも余裕。

やった!登りきった!
…何が写ってるのか意味☆不明なのでフラッシュたいてもう一枚。

先述の通り、月が明るく、自転車のライトを切っても地形が大体認識できる。ただし木の陰だと真っ暗。

これが登ってきた道。よくわからない


LD-20をHigh-Modeの90lmで照らして下る。
明るさ的にはこれで十分に文句のないレベルだが、Rの厳しいコーナーが辛い。即ち、LD-20は前の方の狭い範囲にスポットを絞ってるため、電池消費に対する効率がいいわけだが、逆に言うと横方向が見えないため、急コーナーの先が照らせない。こういう道ではサブライトがあるなら、ぜひとも左を照らすべき。道路の左を走る自転車は左コーナーの方が厳しいコーナーになりやすい。
明るいヘッドライト欲しいなぁ。でも単三電池という条件を満たすものがなかなか出てこない。


渋滞気味の上に路肩の狭い陣場街道を抜けて八王子駅にたどり着き、白いウィンドブレーカーにピンクのレインウェアのズボン*1という変態スタイルで輪行して帰宅。


全体として、寒さは織り込み済みだったが、思いのほか路面の凍結がなくて快適だった。特に風張林道の路面が良好。ダンシングしても後輪が滑らない。
疲れた。

*1:ピンクのレインウェア: 家にいくつか死蔵されてたレインウェアの中で使えるものはないかと調べた際、もっとも長さと太さのあうものが、もともと母親の使っていたウィメンズのピンク色のものであった。見た目は微妙だが、透湿性もあって作りはそこそこよさそうなので今回はウィンドブレーカー代わりに使用。寒かったので電車の中でもそれを着っぱなし。