あざみ御来光ラン

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=04f36f9a4650ede96406fa864062490b
3時まで昼寝して、箱根湯本駅に9時集合。

新車を早速実戦投入… はいいのだが、
まだポジションだしもろくすっぽできてないのにいきなりあざみ。ただ、重量が軽いというのは魅力。いつものクロスがライト除くと車体重量10.6kgに対してロードだと8.4kgまで落とせて、バックパック一つ分ぐらいここで稼げると考えると圧倒的に楽。 …乙女峠登った時点で腰が痛くてシートの高さ落とすとかの調整に追われたが。
今回の参加者は、自分と苗加さん、ねこぽんさん、それから苗加さんの親父さんの4人 (+バイクで現れた谷さん)。もっといろんな人が釣れると思ったけどそうでもなかった。
乙女峠を越えて御殿場を通り、あざみラインの入り口へと向かう。集まった面子が面子なので、見込みの時間より圧倒的に早く進行。おかげでコンビニで合計3時間近く無駄にストップしておしゃべりタイムすることになった。あまりに早くあざみラインを登りきってしまっても、五合目で寒い思いをするだけなのだ。

午前1時半、いざ、あざみライン。全長約12km。avg10〜11%。max22%。
0〜6km地点くらいは後から思えば小手調べ。だが、この時点でも速度は10kmにすら達しない(と思う。サイコンつけてないからわからんw)。晴れていると序盤のまっすぐ進む8%以上の勾配に絶望を感じ取ることができるだろうが、月すらない深夜の暗闇をライトで切り開く我々には… いや、ライトが強力だから結構先まで見通せてたりするけど。
6kmを越えた先あたり、あざみ最強の22%区間がある。一瞬だけ勾配が下りに変わるのが目印。34*27Tのコンパクトofコンパクトでも2車線を最大に使って蛇行せざるを得なかった。幸いにして自動車は殆ど通らなかった (たまに通った) のだが、登山シーズンで頻繁に自動車が通るとしたら蛇行が使えないので相当苦しいだろ。ダンシングの連続で突破できそうな気もするかも知れないが、ここまでの道でかなり消耗してるのが恐らく大きい。なにせ乙女峠とあざみ合わせるだけで2600m UP。
最急区間を越えた先も相変わらずいくらかの緩急を繰り返しながら激坂が続く。ここでも何箇所か、いや、かなりの部分で蛇行を使わざるを得なかった。さらに、ここらへんの標高まで登ってきたあたりで高山病の兆しも出てきた。心肺が弱いせいか、おきてからだいぶ時間が経ってるせいか、頭痛がしてくる。それもあって意図的にペース落としてかつ呼吸数を上げて登る。
結局登りきるまでに3回ほど(3km, 6km, 10km地点) の休憩をはさむ。っても早く登っても前述の通り仕方ないどころか寒い思いをするというのはあるのだが。
草木も眠る丑三つ時、ついに五合目到着。

さ… 寒い…!

なんと気温3度。
昼間の東京の気温に騙されて、防寒装備を甘くしたが罠だった。真冬用グローブを持ってきたところまでは正解だったが、真冬用ジャケットも容量に余裕のあるリュックにぶちこんどくべきだったか。せめてレスキューシートを買う余裕が途中であれば…
そんな中、ねこぽんさんが新発見

輪行袋にくるまってるとあったかい。しかもmont-bellのだと首を出すところがあるので歩ける。自分の輪行袋OSTRICHだったのでただ一箇所に丸まってるだけだったが、確かにあったかい。
はたから見ると謎の集団である。


しばらく待っていると夜明けが訪れた。

そして背後の富士がこんな赤い姿を見せる。

皆で日の出撮影会中…

見事な雲海からの日の出だった。数分後には雲海のさらに上に雲が出てきたので、綺麗な日の出が拝めたのは運がよかった。
で、まぁ、下る。
この寒さの中のダウンヒルに走る前は不安しか感じなかったが、走りきってしまえば一瞬だった。なにせたかだか12km、しかも後半は殆ど直線。15分で終わる。サイコンがついてないので最高速度がわからんが、苗加さんは68km/hとか言ってる。


御殿場で解散し、吉野家で軽く朝食したりして…
足柄峠へ行く。

テンション上がってきたのでついでに矢倉沢峠に行く。

足柄基幹林道に入ろうと思って入る場所スルーしちゃったし、眠いのでR1をそのまま下って小田原駅まで行って輪行して帰宅。