城山湖の西には何があるの?

城山湖の近くの道がパスハンの初心者にもおすすめの乗車率も高いトレイルだ、と、本で読んだよーな記憶を頼りに、城山湖に走っていく。
早起きするつもりが例によって失敗したので、家を出発したのが12時、高尾のあたりに到着するのが2時半とか3時とか… 思ったよりはR20の平地をブイブイ飛ばして早かったが、相変わらず遅い出発。交通量と信号に飽き飽きするのも相変わらず。
城山湖までは、いわゆる22%TTのコースを通ってみた。いきなり22%の標識を見て軽く焦るが、距離は非常に短いのでどうにでもなる。ギア比足りないと思ってもダンシングしっぱなしで問題なし。


さて、城山湖について、発電所の横を抜ける道の城山湖を見下ろす地点に向かう道の途中、左への急勾配の分岐。最初は舗装だが、道はすぐ緩い勾配のダートに変わる。なるほど、確かに走りやすいトレイルだ、と、最初の一瞬は思ったが、最初のごくごく一瞬だけであった。
その最初の一瞬を抜けると、あとはひたすら階段かそれに相当する急勾配と、木の根が張っててサス無しでは突破したくない道の連続。ただの登山道だった。下りも下りで階段状のとこばかりなので、殆ど乗る要素はない。ひたすら押しと担ぎの連続。しかも、ボトル二本差しでボトルを抜くにも抜いた後どっかやる場所がないので、前三角で担げない。挙句に丘があるたびにその丘の上を必ず越えてくせいでひたすらアップダウンの連続。
なんかもう嫌になったので、高尾山口まで降りてきた後に大垂水ピストンして輪行帰宅。


…とりあえずロードでいく道でないことは確かだった。
フルサスが必要なのは体へのショックを和らげること以上に、下りの制動能力が必須ゆえと気付かされる。