クロスバイクドロハン化

こっちもこっちで作業が何日にも及んだが、延々と続いた自転車整備の最終目標が達された。
走行距離:約26,600km
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ロードにもともとくっついてたコンポをこっちに流用、10速化。
毎度悩まされるハンドル周りのワイヤー取り回しや、フロントバッグ取り付けの問題、26,000kmの間に劣化が進んでいたエンドバーやチェーンリング、どうやっても調整がしっくり来ない8速フロントトリプルを一気に解消。クランクをFSA Gossamerに交換したら重量が一気に500g以上軽くなった。
ギア比はコンパクトクランク50-34Tにスプロケ12-30T。リアディレーラーが8速用のSora RD-3300だが何の問題もなかった。

ブレーキはSTIで使うために、完成車付属のTektro RX1というミニVブレーキに回帰。使用3,000kmでDeore LXに交換していたので、むしろ使用距離はこちらのほうが短い。完成車メーカーへの供給しかしていない廉価なブレーキだが、制動力自体はキャリパーブレーキよりはるかに高い。ブレーキの効きはパーツのグレードよりむしろ整備状況が支配的に利いてくると最近思う。
ダイアコンペのFlexie-Vというバナナを使うことにより、STI側にアジャスタがない問題を解消する。バナナがぐねぐね曲がるタイプになったおかげで力のかかり方が変わったからか、ケーブルの取り回しによるVブレーキ片利きの問題は一気に解消した。ただ、よく鳴くので設定をもうちょい詰めたいところ。

ワイヤー取り回しの美しい左前ブレーキ。シフトアウターはもっと短くできたかも。
バーテープは BIKE RIBBON の GRIP がセキヤで500円で買えたので使ってみた。コルク層の上にゴムのようなグリップの効く層の二重構造になっている。コルク層がグリップ層より伸びにくいため、少々巻きづらい。

スポークの折れたリアホイールは新しいスポークとニップルで直して振れ取り。
リアライトはCateye TL-LD630 ラピッド3。単三電池1本駆動で、電源を単三で統一するものにとって期待の新星。


これで、自転車に最初からついてたパーツはRD、シートポスト、ヘッドセット、フォーク、ミニVブレーキだけになった。