レインボーブリッジを自転車で通ろう

いつの間にかレインボーブリッジの遊歩道を、自転車を押した状態で通れるようになったと聞いて、昨日のお台場の帰り道に実際に行ってみた。カメラ忘れた。
遊歩道の入り口の監視員の人に、防犯登録番号を申請した上で、自転車のリアホイールにキャスターを取りつけて乗れない状態にして入る。通行料は無料で、二本ある遊歩道について自転車を押して通る場合は一方通行。もともと大きな車輪がついていて押しやすい自転車に小さなホイールのキャスタを取り付けて押しにくくなるのは明らかに非合理的。通行料を取ってるわけでもないのに常時監視員を待機させたり監視カメラを設置していたり。観光客が大量に押し寄せた完成直後ならいざ知れず、日曜の昼間でも閑散としている今もそこまでする必要はあるのだろうか、という疑問も抱かされる。
ただ、遊歩道が自転車の走行を意識しない設計になっているのは事実。下り勾配が3%程度でギリギリ自転車がすれ違える幅で、柱が来るたびに柱を迂回してクランクを繰り返し、天候次第で酷い横風が吹き付けるような道である。ブレーキング能力のへぼくて車体の重くて整備不良なママチャリをバンバン通してしまえば事故は必至。利用者が減って、「自転車も通したい」という要望にも対応できるようになってきた妥協点。車道は片側2.0車線で流れが非常に速い湾岸の大動脈なので、こちらを通すわけにも行かない。
所要時間だが、6km/hぐらいでサクサク歩いて20分かかった。遊歩道距離は1.7km。勝鬨橋経由で大回りして行くのと時間的にはいい勝負といったところか。ママチャリならレインボーブリッジ経由のほうがいくらか早いかも知れない。