バーテープの巻き方のコツ

というトピックを書こうと思ったがどう見ても車輪の再発明なので、ググって出てきた良い記事を参照してもらうことにする。
一度コツを掴めば簡単!バーテープの巻き方講座(cyclingtime.com)
同じような記事はググれば山ほど出てくるが、この記事が優れてると思う点は

  • バーテープを巻き始めて少しした段階ですぐにエンドキャップをはめている
    • キャップがはまらなかったり、はまり方が緩かったりする場合は最初からテープを巻き直す必要があるので、その手間を軽減している。
  • STI部を飾りテープ処理(勝手に命名)している
    • あさひの記事などでは、STI部をクロス巻き(勝手に命名)で処理している。クロス巻きのほうが簡単で失敗が少ないが、STIの部分でテープが分厚くなって違和感がある。
  • バーテープ端をビニールテープで固定している
    • バーテープ付属のテープは全く伸びないわ糊はカスだわでいいことなし。
    • 電気化学工業の"ビニテープ"がオススメ。値段が数十円高いだけにも関わらず圧倒的な性能差で、ベタつきにくく劣化しづらい。

あえて付け足すべきところがあるとすれば

  • 最後にバーテープを斜めに切る時に、切ろうとする部分より先までバーテープを巻いておいて、ボールペンや油性ペンで切ろうとしてる位置でかつバーテープの境目でになっている部分で重なってる両方のバーテープに印をつけて、その印を結んで直線にしてバーテープをはさみでカットすれば綺麗な角度で切れる。
  • バーテープ末端のカット位置を左右対称にするために定規で測ってカット位置を決める必要がある。
  • 最後のビニテープの巻き方を綺麗に見せるために、以下の二つを守る
    • バーテープの左右端が見えないようにするため、ビニテープをわずかに横にはみ出して引っ張りながら巻く。
    • ビニテープがハンドルバーに接触しないようにする。
  • バーテープを引っ張る力が一定になることを心がける。ロゴや点の入ってるバーテープでは、これらが一直線に並んでいると一定圧力で巻けていると言える。

おまけ:バーテープの選び方

消耗品だし、すぐ汚れるし、値段やグリップ力による性能差もよくわからんし、実売800〜900円以下の安いEVA素材+コルク製が基本で良い。耐久がやや低いが、それでも1年以上平気で使えるし、バーテープ巻きの技術を覚えるためと思えばかえって経験値稼ぎになる点は初心者にうってつけであろう。
具体的な商品としては、TNiギザDedaBIKE RIBBON あたりが定番か。最近、廉価帯バーテープのカラーバリエーションが各社充実してきていていろんな色の組み合わせを楽しめるようになった。
リザードスキンのように非常にグリップ力の高いバーテープもあるが、ハンドルが何かにかすった時にハンドルを持っていかれて転倒するリスクが高まるので、グリップ力が高すぎるのもいかがなものかと最近思う。