固着したペダルを外した意外な手段:冷やす

ペダルの固着は厄介な問題で、アルミ製のクランク側を破壊するのは容易だが、多くの場合クランクのほうが高価なのでできればペダルをなんとかして回したい。
よくある手段は

  • ねじ山にオイルを浸透させるためにオイルをつけて一晩放置
  • アーレンキーやペダルレンチをパイプで延長する
  • 工具をハンマーで叩いて振動を与える
  • 熱する (熱膨張率は アルミ>鉄)
  • 自転車屋に持ち込んで頑丈な工具を使ってもらう

あたりが有名だが、それらをやり尽くしても六角穴がなめてペダルレンチ側がなめるなんてことも珍しくない。
と、そんな状態に陥った人の英語記事を見つけたので紹介。

Seized Pedal?
http://crossgeared.com/?m=201010

"seize" が「固着する」という意味の動詞。同じ意味で"fixed"とか"stuck"とかの単語が使われることもある。
バイスグリップでペダル軸を直接掴んでも回せなかったが、冷凍庫に入れて一晩冷やしたら外せた、とのこと。
筆者も述べてる通り、冷やすのが固着に効果的なのかどうかは眉唾だが、どうしようもなくなった時に試してみる価値はあるだろう。