ヒルクライムTTコースを開拓しよう
ヤビツ和田のような定番コースじゃなくても良いから、草レースやって文句言われないようなTTコースを開拓しよう。
考える条件は
- 東京近辺120km程度以内 (日帰り前提)
- スタート・ゴール地点に場所の余裕がある
- 獲得標高が多い、できれば1000mUP以上
- 交通量が少ない
今のところ自分の評価だと
大弛峠 ≒ あざみ > 松姫峠 ≧ 明神 > 大峠
ぐらいの認識だけど、いろいろ考えて有力なのだけ残したので優劣の差は少ない
富士あざみライン
距離 | 獲得標高 | 平均勾配 | 路面 | 交通量 | スタート地点 | ゴール地点 |
11.4km | 1131mUP | 10% | B | B-D? | B | A |
ご存知、ツアーオブジャパンの富士ステージのコースであり、富士山国際ヒルクライムの舞台。登り切った地点が登り口のため駐車場になっていて集合容易。夏場は登山客が多い富士山だが、須走口は他の二つより観光開発が進んでおらず、交通量も比較的マシだと思われるが、実際に秋口にどれくらいの交通量があるかは実地調査が必要。路面は良いとは言わないまでも林道に比べれば相当良い。鉄道駅から遠いため、集合が面倒なのが欠点。
平均10%だが局所的に16%あるところもあり、完走するだけでも褒められたもの。
大弛峠
距離 | 獲得標高 | 平均勾配 | 路面 | 交通量 | スタート地点 | ゴール地点 |
28.9km | 1856mUP | 6.4% | B | B | C | A |
ご存知、車で越えられる峠として日本最高峰の大弛(おおだるみ)峠。スバルラインと同程度の距離だが獲得標高が一回り多く、勾配のムラが大きいために実感上での平均勾配は一回りキツい。ツンとデレの差が激しいツンデレ峠。12月〜5月いっぱいは冬季通行止め。
道路を横切る側溝に気をつける必要があったり、ガードレールのない区間があったりするが、それ以外は路面良好。昨日行った時はクリスタルラインへの工事の車や登山客の車がしばしば通行したが、交通量も少ないと言って良い。コースの長さも日本屈指で、割と有力。
ゴール地点は登山口のやや広い駐車場でトイレもある。スタート地点の設定が難しいが、笛川中学校前の歩道の広い区間が一案。中学校の駐車場を借りられればベストだけど…
大峠(真木小金沢林道)
距離 | 獲得標高 | 平均勾配 | 路面 | 交通量 | スタート地点 | ゴール地点 |
15.7km | 1151mUP | 7.3% | ? | S-A? | C | B? |
大月駅から平地3kmと近く、通りぬけ禁止な林道なので土日の交通量は皆無と予想される。コース序盤もすでに勾配キツイのに民家が多く、集合地点に適当な駐車場所もないのでスタート地点をどこにするか悩ましい。実地に行ったことないので路面状況は調査が必要。
何気に獲得標高が1000mUPを越える珍しい峠。
明神峠・三国峠(神奈川)
距離 | 獲得標高 | 平均勾配 | 路面 | 交通量 | スタート地点 | ゴール地点 |
6.6km | 697mUP | 10.5% | A- | A | B | C |
あざみに匹敵する勾配で、景色が良い点も魅力。県道だが交通量は少ない。案外獲得標高も多い。路面も良い。集合解散地点のスペースは狭め。
松姫峠旧道
距離 | 獲得標高 | 平均勾配 | 路面 | 交通量 | スタート地点 | ゴール地点 |
7.2km | 540mUP | 7.2% | A- | A | A | B |
今年(2014年)の秋に開通予定の松姫トンネルにより、旧道となる予定の区間。トンネル開通により交通量激減、国道グレードの綺麗な路面(というほど綺麗でもないけど)を両立できると予想される。スタート地点付近に深城ダムの駐車場、ゴール地点に松姫峠駐車スペース がそれぞれあるため、集合スペースがあるのも他のコースにはない魅力。
しかし2014年8月となった今でも開通予定日の情報がネットに流れてこないんですがどういうことなんですかね… 「松姫トンネルへの接続道路の工事期間が10/31まで」と掲示されてるらしく、そこから考えるに松姫トンネル開通は2014/11/01か?
ちなみに東京理科大サイクリング同好会はもっと大月駅に近いところから毎年松姫TTやってる。麓から始めると19km960mUP。序盤平地に近い区間が続くのに大味に一斉スタートしてるらしい。